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2022/01/18
こんにちは。名古屋市の家計相談・子育て応援ファイナンシャルプランナーの近藤です。今回は日本人の給与がなぜ上がらないのか⁉️の考察をしていきます。政府が賃上げに対してかなり強気な言い方をしていますが、それでも世界の中で給与が安い国と言われるのはなぜだろう?その理由について考えていきます。<製造業がベースの考え>ITであれば一人の天才が他の社員の100倍の価値があるケースもあるが、製造業はみんなで一緒に作り上げる個性よりも安定性を重んじる文化です!よりいいものを協力して作っていき対価も分けあうという事です。<値上げを嫌う>日本は特に値上げに対して抵抗がある人種ではないでしょうか?より性能のいいもの、価値のあるものは高くすべきです!でもそういうものを安価に提供することが美徳のような考えもあるように感じます。<人材の流動性の低さ>一度採用した人材をしっかり継続的に雇用することを大切にしてきた文化。だからこそ将来性が不透明な場合に給与を上げ過ぎると、その事業が止まった時に問題が生じてしまう!だから最初から低めに設定をしていることも経営目線では理解できます!※諸外国のように簡単に人を切れない。なんか納得感がありますね・・・<情報硬直性>一度上げてしまったら下げにくいという考え!フリーランスは成果分の報酬を得ますが、会社員は固定給の考え方。だからこそ、一度ベースを上げてしまったら下げにくいのが現状!解雇も難しいなら、急激に上げず下げない選択が無難ですね。<ジョブ型>一人一人の能力ではなく仕事に対して対価を支払うという仕組み!仕事のメンバーの能力差でなくみんなで。もちろんこの文化だけではなりませんが、なんとも日本人らしいといえばそうですね!この内容を考えると政府がいかに賃上げを訴えてもなかなかスムーズにはいかない気はします。今後どのようにしていくのか注目したいですね!アメリカでは新卒の年収が600万円超え!日本人は300万円以下!サンフランシスコでは年収1200万は低所得者になる。若者が夢を抱ける形は作っていきたいですね!もちろん少しずつ変わってきていると思います。仕事をワクワクできる文化ができたら最高ですね!僕はとりあえずワクワク仕事してます。もちろん安定はありませんが(笑)
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